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王立ザクセン邦有鉄道XVIII H型蒸気機関車 : ウィキペディア日本語版 | 王立ザクセン邦有鉄道XVIII H型蒸気機関車[おうりつざくせんほうゆうてつどう]
王立ザクセン邦有鉄道XVIII H型蒸気機関車(おうりつザクセンほうゆうてつどうXVIII Hがたじょうききかんしゃ、)は、王立ザクセン邦有鉄道(ザクセン国鉄)の車軸配置2'C1'(パシフィック)の急行用蒸気機関車である。ドイツ国営鉄道では1925年の形式整理で18.0形〔ドイツ国鉄では、日本国鉄であれば“18形0番台”と形式区分を表記されるであろう、“18 0xx”(xxは任意の数値)という番号の車両の形式称号を“180形”ないしは“18.0形”、と基幹形式名と区分番台の100の位以上の数値を組み合わせて表記する。このため例えば“18 010号機”は“180形10号機”ないしは“18.0形10号機”とも表記されることになる。一般に日本で出版されている書籍等では前者が用いられることが多いが、本項では可読性を重視し、この脚注を除き全て後者を用いて表記している。〕となった。 == 歴史 == ザクセンでは、多くの複式4気筒機関車を導入した後、プロイセンの機関車をベースにした過熱式単式3気筒機関車としてXVIII H型を設計した。本形式は1917年から1918年にかけて、ケムニッツに所在した地元機関車メーカー、ザクセン機械製造(ドイツ語版)においてNos.196 - 205の10両が製造された。 第一次世界大戦後発足したドイツ国営鉄道ではこれら10両すべてを引き継ぎ、1925年に各邦有鉄道から承継した軸配置2C1の急行旅客列車用機関車群をまとめた18形の第一グループとして、18 001 - 18 010の番号を与えた。このため本形式はドイツ国営鉄道では18.0形と呼称された。 18 002は第二次世界大戦において破壊され、残りの9両は運用線区がドイツ民主共和国(東ドイツ)の領土内となったため、ドイツ国営鉄道に引き継がれた。そこでは、に配置された。1965年から1968年にかけて運用を終了した。
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